NATURAL NEEDLE WORK / ISSUE02

Date : 2006.12
Common Magazine issue02

HUMANREPORT × NATURAL NEEDLE WORK

NATURAL NEEDLE WORK BLOG

ISSUE02 DETAILS


■ よろしくお願いします!

MIDO(以下M) よろしくお願いします!

■ スタッズで独立したきっかけを教えて下さい。

M 20歳の時かな?

■ それは何かに影響されてとかですか?

M う~ん……ユーズドのベルトとか見てじゃないかな?まだスタッズベルトっていうのがしてる人はしてるけど、してない人のほうが全然多くて、今は誰でも付けてるでしょ!?

■ 独立したのは?

M お店を出したのが今度の6月で3年だから今は2年目かな?

■ 独立するまでにスタッズは打ってたんですか?

M それはデビルハンドワークの風間さんとか一緒にやって間借りしてて、アートドランカーってショップがあって、ソコに俺が商品を同じ場所だけど卸すって感じだね。

■ 卸すっていうのは、スタッズベルトとかですか?

M そう!今と変わらない感じで作ったものを商品を並べる感じで、後ろで入れ墨やってて、コッチで洋服売ってて、俺はスタッズやってて。4人でやってたんだよね。それでアートドランカーが無くなるコトになって、それが4月でアパートでは作れないと思って「お店出さなきゃ!!」ってなって。

■ 「スタッズ」=「ロック」っていう感じがするんですが、僕らから見ての意識なんですけど、「ロック」って認知されていて、その枠に当てはまらない人は、カッコ良いけどパスみたいな感じがするんですけど……。

M そうだろうね。ある意味スタッズ自体のアクセサリーで、ビーズがあったり、シルバーがあるでしょ。その中に1つスタッズっていう部類が出来たと思うのね。最初は俺は、ロックよりもユーズドのライダースとかからだから……。古着が基になってるからね。でも大半がロックから入ってるからしかたないんだけどね。

■ でも、それってMIDOさんからしてみたら寂しいと思うんですけど、格好いいって言ってるのにつけないのは。

M 多分あと1年か2年過ぎれば、もっと厳選されてくるんじゃないかな。まだ流行りが続いていると思うから。

■ NATURAL NEEDLE WORKの作品(スタッズやTシャツ)全般なのですが、何かに影響うけたものってありますか?

M 物作りに関しては、全部アメリカのユーズドとかじゃないかな。メイドインUSAが好きっていうのは現行でも好きだし、昔の方がクオリティがすっごい高いから。ディテールっていうか……全てだね。

■ 例えばあまいところもまたそれがいい、みたいなとこですね。

M だから俺、ジッパーとかも好きなんだよね。俺が作る商品に、昔にこだわりすぎず俺っぽさを出せれば、それが一番いいかな。全部パクりでやってたら意味ないから。

■ それが理想ですよね。いいところだけ落とし込んで、それを自分なりに消化して発信するっていうのが。

■ アメリカでも西海岸ノリが好きとか東海岸ノリが好きっていうのはありますか?

M いや、そういうのは一切ないね!!

■ メイドインUSAがおれは好きだ……みたいな。

M 基本的に普通に好きじゃないかな……(笑)。かなり影響は大だね!!わざわざアメリカに行ってジッパーだけガッチリ買ってきたりしたしね……(笑)。海外はアメリカとロンドンの二カ所しか行ったことないけど、どっちかっていえばアメリカだなと思ったんだよね。高校ぐらいからじゃないかな、こういう業界に入りたいって思うようになったのは。

■ そのときは何かきっかけがありましたか?

M この人に出会ったからっていう人はいるね。俺、地元が福島で、今も商品を卸しているセレクトショップがあって、井上さんっていうんだけど、その人に出会ったから洋服業界に入りたいって思ったんじゃないかな。独立する時に、真っ先に「じゃあウチで商品置いてやる」って言ってくれて。そこで食えるようになったからね実際。

■ 相当ありがたいですね!!(笑)重要人物ですね!!

M 文化服装行ってた時も、バイトとかやっていろいろ教えてもらってたんだよね。でも井上さんと違うところは、俺は作り手で井上さんは売り手っていうところかな。だから俺がお店持った時に、若干方向性が違うんだなっていうのが分かってきたね。井上さんが25歳でお店持ったから、じゃあ俺も25歳で持ちたいとか全部目標にしてる人だから。最初のキーマンじゃないかな俺の中で。そういった意味では風間さんもキーマンだね。俺が引っ越し屋とかドカチンとかやってた時に「ウチで洋服作んないか」って言って拾ってくれた人だから。

■ それはいつぐらいの出来事だったんですか?

M スタッズやり始めるちょうど半年前かな。アートドランカーで元々俺洋服作ってたから。毎回10着から20着位のシャツ3回と、ダブルのライダース、あとつなぎとか。それでスタッズやりたいってなって、そこからかな。スタッズって元々馬乗りからきてるから、その装飾品からきてるんだよね。馬具とかに鋲うったりとか。この前アメリカに行ったときもアンティークショップに売ってたな高かったけど。元々はカウボーイので50年代とかになってイギリスっていうかロッカーズとかになったんじゃないの?

 

 

■ MIDOさんからみた、東京と仙台のストリートシーンの温度差はどう感じますか?

M 遊びはあんま分かんないな、俺酒飲むくらいだから。ストリートカルチャーとかいろいろよく分かんないけど、俺は基盤が物作りってなってるから、物作りに関しては温度差は別にどこにいても関係ない。腕一本だもんだって!!

■ 広まり方であったり、例えばMIDOさんっていう感覚ではなくて、作り手さんだと僕たちも同じですけど、どこに居ても仕事はできるし東京とのやりとりももちろんしてますし。別に東京に居るからって、行ったら変わるかもしれないけどとりあえず今仙台にいて、東京はまあすごいかもしれないけど俺らもそれなりにやってきたし。別に感じるものはないけど、仙台っていう枠を見て、なんかこう違くないかと…例えば企業だったりとか、広告の打ち出し方だったり僕らの場合はそうなんですけど……感じる訳ですよ、温度差を!!やっぱり東京とそのやり方とかプロモーションの仕方とか。

M のんびりなんだよね。(笑)

■ スタッズにしても、雑誌に載ったからこうなった状態じゃないですか?なんで仙台じゃないんだよっていうのはないですか?東京を通過して、まあそれは当たり前なんですけどそこがかゆいっていうか、仙台をどうにかしたいんですよね。まあよくいう半年とか1年遅れて流行りものが仙台に来て、東京はもう終わってて、仙台は流行ってるっていうそれの繰り返しじゃないですか?

M 何かやりたいっていう絶対数は少ないけど、なんで少ないのかっていうことなんだよね。

■ そうなんですよね。じゃあ違う奴らはどこにいっているんだと!!それと東京経由で戻ってくるっていうのがかゆいんですよね。

M 海外に行くのに?

■ いや、仙台で流行るのに……例えばMIDOさんの場合だと、有名な方に作って流行っちゃったとするじゃないですか、話題になって。そうすると返ってきますよね仙台に100%。……おいっずっと仙台にいたじゃん!!ってなりません!?

M あっそういうことね。あーそうなったらそうなったでうれしいよね!!やってること変わらないからね結局。お金はついて来るんじゃない?その時は。

■ いやーそうなんですけど、なんで仙台じゃないんですか?みたいな。SAM’SのオサムさんもMIDOさんだって、身内は知ってるかもしれないけどやっぱ東京からすごいっていう話を聞いて初めてすごいんだな!!みたいな意識じゃないですか。

M あーそれはあるあるあるあるあるある。

■ GAGLEだってさんざん仙台でやってきて、東京で認められて逆輸入で仙台に返ってきて。だから仙台の人ってGAGLEってそんなすごくないと思ってるんですけど、東京に行くともう半端ないんですよ。で世界でみたらさらにMITSUさんがもう、世界のDJ100に日本人で唯一選ばれるくらいのDJなんですよ。それなのに仙台ではそこまで盛り上がってるわけでもなくて……なんだこの大失態は!みたいな感じですよね。

M 大本が悪いんじゃない?<

■ メディアですかね?

M もっと動かせる人でしょ結局!!俺らは動いている側だから。お金を持っている本当の上の人達が、例えば本屋にしろ夜遊ぶ所がないとか、そういうのが悪いんじゃない?だから伝える側じゃないかな?伝わる側じゃなくて、伝える側が……。

■ うまく伝えてないと?

M だから上になった時に考えないと。

■ そういう言い方だと温度差は感じますよね。まあ近すぎてっていうのもあるのかもしれないですね。でもそれにしても、すごいって認めてればまたちょっと違った方向性にいくのかなとも思いますけど。

M うーん……俺ももっと伝えるのはうまくなりたいんだよね本当は。だって普通ショップやってたら、写真とかもっと使えるのはガンガン使う訳でしょ。そういうの一切やってないもんね。

■ まあでもこののんびりした感じもまたゆるくていいんですよね。ここは永遠のテーマですね。

M そういう風な考えがあったから、自分でやろうって当たり前に思ってることだね。東京?別にうーん……それなら海外とかのほうがいいんじゃない?「東京は東京」それでいいよね。ブラッキーの松本さんって古着屋の社長なんだけど、その人この前ラスベガスで展示会やったんだって。メイドインロサンゼルスで、あっちに工場借りてね。ナノ・ユニバースとかのバイヤーがオーダーつけて行ったって言ってたよ。

■ おーすごいですねそれは!!マジですか。

M 全世界の展示会でしょ、年に二回やるのかな確か。松本さん当てたなと思って。アメアパみたいな感じなんだよね、シンプルのボディの卸しをやるっていって。すごいよね全世界のバイヤーが来てる訳じゃん!!ビームスとか日本の大きい会社のバイヤーが良いってなったら、すっごい量でしょ!!もう一気にメディアに出て。そうなりたい……(笑)。

■ はははは……(笑)でもスタッズでそうなっちゃうと?

M スタッズではダメだね。
□ 工場になっちゃいますもんね。
M 工場っていうか流れ作業。でもそれがHTCじゃん、HTCは良い感じにそういう方向に持って行けたから俺は全然OKだと思う。全然ジャンルが違うね同じベルトはベルトだけど、やりたい方向性も違うしね。

 

 

■ 影響を受けた人はいますか?

M スタッズベルトに関しては、取引先でもあるワープアンドウーフの針生さん。多分その人にはかなわないんじゃないかな?知識的にも。針生さんは元々仙台の人なんだけど、半端ない知識だね。これFree & Easyのすごい昔のなんだけど、この人なんだよね。何回もこのページなめるように見たね!!いやマジで。(笑)俺がフォーラスにいるときだからまだ21歳とかの頃の雑誌じゃないかな。

■ もう6年くらい前のですね。ここだけやけに……(笑)破れてますね。

M 東京でずっとリアルマッコイとか、いろいろパタンナー?デザイナーかな。自分でミシン踏んで縫ってもかなりクオリティ高いからね。俺この人作ったライダースだったらお金あったら20万とか出したいなあって思うもん。あと、ウチでピンスト頼んでいるショッティーさん。ショッティーさんは元々東京でやってて、今は奥さんの実家の岩手でずっとやっているよ。そろそろショップを出すようなことを言ってたけど。

■ じゃあこのページが原点ですか?

M 原点ではないけど、雑誌で「おっ」て思ったのはずっと持ってるよね。

■ 6、7年前の雑誌を持ってるっていうのは相当好きですよね。(笑)なかなかいないですよね。

M 俺これは捨てたくない……(笑)。

■ 偶然にあったんじゃなくて確実にとっておきましたっていう域ですもんね。

M だって俺引っ越し何回もしてるからね。今まで7回しているから。あと俺ライダース大好きだからね。

■ これ後でお借りしてもいいですか?

M いいよ。俺滅多に高い本を買わないけど、1万2千円でも買っちゃったからなあ。でも今ライダース売れないんだよね。いっぱいあるでしょウチ……趣味。仕入れたのと私物が1個入ってるかな?

■ ライダースって丈が短いって言う人いっぱいいますもんね。最近出るのがやっぱり丈長いですもんね。

M 短いの着こなしてこそ格好いいんだっつうの!!

■ 僕が以前働いていたLee Scorpionにあったのがschootのライダースで、革が堅かったんですよ。

M 堅いね最初はね……

■ それを柔らかくしていくのが、いいんですよね。

M でも普通に街で着るには、着心地悪いよね……(笑)。

■ やっぱりオイルみたいなの塗って柔らかくしているんですか?

M いや、あれは着込んで着込んでだよね。塗っただけで柔らかくはならないからね。

■ 使ってなんぼみたいな感じですね。自分の形になっていって。

作品・商品を作る上で、周囲の目は気になりますか?
M これ流行っているとかって?

■ 流行りもそうだし今はもうないとは思いますけど、最初はお店出しているんだけどこれ通用するのかとか?これは格好いいどうだみたいな……そこから始まりました?

M 井上さんが置いてくれるって言った時点で、ああいけるのかなって思った。変なの置かない人だからさ。

■ 認めてくれたっていうことで?

M 前から服作ってるのも10何年の付き合いだからわかってるし、そういうのを全部知って置いてくれてるんじゃないかな。友達だから置いてくれるっていう人じゃないんだよね。ビジネスはビジネス、友達は友達っていう人だから、ちゃんとメリハリしているんだよね。だからそこで置いてくれる、委託だったけどオーダーもガンガン貰えたし、それだけ押してくれてたってことなんだよね。

■ それで相当気持ちに余裕でたんじゃないですか?

M 余裕じゃないけど、そこでやっと自分で商売してるって思えたんだよね。結局格好いいものを作っても、お店出したりこれで飯食っていくって言っても、格好いいもの作ってて認めてもらえなければお金も入ってこないわけじゃない?だからそのバランスが一番難しいよね。

■ MIDOさんが自分で作って置いている商品と、お客さんからデザインを注文されて作る場合がありますけれど、どちらがやりがいがありますか?

M お客さんの100%は受け止めないから。実際100%受け止めてそのまま完成できればいいんだけど、こっちもモチーフとか計算しつつ考えているでしょ。スタッズを打つと革が歪んじゃうっていうのもあるしね。だから相談しながらかな。こっちの方が知っているよっていう部分が大半でしょ、だから意見も聞きつつ俺も意見を言って、それが一番いいやり方かな。あと作るときは、これ最近みんないいなあって言ってくれてる色の配色だったり、そういうときはサンプルだったら、一般的に誰が見ても格好いいなあって思うものは作るようにしてるね。自分の自己満足だけでは作らないようにしてるから。

■ でもそういう部分もちょっとありますよね。

M それは結構大事にしてるね。並べる前に友達とかに「どう?これ最近作ったんだけど」っていうのは聞く。(笑)

■ やっぱり気になりますよね。(笑)

M 友達に聞くね。だいたい方向性一緒だからさあ。この型押しとか始めたときも、ちゃんと『ああいいね』『微妙じゃねぇ』って言ってくれる人ね、どっちも言ってくれる人に聞くかな。俺に気を使うような人には聞かない。

■ それって大事ですよね。

M ベルト以外にもオリジナルブランドをもっと大きくしたいって思っているから。

■ 商品を作る上でのこだわりはありますか?

M 作り手からみてもクオリティが高いってことかなあ。そう見られればさあ、玄人に認めてもらえる商品作りをしていれば多分大丈夫じゃないかな。

■ 作っている人はみんな同じこといいますね。

M 恥ずかしくないでしょそしたら。俺自信あるよってね。

■ 仲間内なり一番身近で自分のやってきたことを見ている人が認めてくれていればいいですよね。

M あとは自分の頑張りで大丈夫じゃないかな。

■ 仙台もみんな固まってきたら、なんか動き出せればいいですよね。東京だとブランドとブランドが仲良くて、そこから何か生まれたりとかあるじゃないですか。仙台だと、例えば飲みに行ったとしてもただのサラリーマンとショップの店員が飲んだところで何も生まれないじゃないですか。でも東京だと、どこかのブランドのプレスとどこかのブランドの代表が飲んだとするじゃないですか、もしそこで意気投合しちゃえば仕事に繋がる遊びじゃないですか。だから東京は遊べっていう感覚が強いんじゃないですかね、遊びながら仕事をするっていう。でも仙台だと、遊びながら仕事しちゃうともう遊びになっちゃうっていうのがすごい感じますね。やっぱり自分でやっている人の絶対数が少ないっていうのがありますよね。

M 服飾学校が毎年何人も出してるわけでしょ。洋服ややりたいって最初に思っている人ってかなり多いと思うんだよね。自分でショップ持ちたいとか、かなり多いと思うよ!!専門学校の同級生でも全然いないしさ、先輩でもいないしさ。そんなのきっかけだよね。俺の一番のきっかけは、風呂なしに住んだっていうことができたことかな……(笑)。

■ はははは……(笑)。

M だってお金はなかったもん全然。

■ やりたいって思えば、わりと何でもできるんですよね。多分俺たちも5人じゃなかったら独立してないし。5人いたから独立したんだと思うんですよね。

M でも俺5人だったら独立はしない、わかんないな……?

■ はははは……(笑)。空気とかその時の流れですよね。

M 洋服屋じゃなくても、個人でやってるショップがいっぱい増えればいいんじゃないかな。全部吸われるもんね、大きいところに。

■ 東京行ってもすごいオシャレなカフェとかあるじゃないですか。そういうの無いですもんね。

M 夜中まで遊べる場所っていうのが欲しいよ絶対!!本屋にしろ、洋書がいっぱいあってさあ。

■ 本屋は欲しいですね。

M あとは東急ハンズがあればいいね。

■ ずっとこの場所でやっていく感じですか?今のところは。

M そうだね、最高だからね。SAM’Sが隣っていうのはすごい良いよ。なぜかってお客さんが来るとかそういうのよりも、もうずっとやってきてるわけでしょ。同じスタンスがすごいできてるんだよね。あーすごいなやっぱりって毎回思う。

■ 仕事の流れとか?

M 俺今日やる気ないなっていうときも、オサムさんが元気にやってたりすると「ああっすげえっ!!」がんばんなきゃなってなるもん。それがかなり大きいね。良い場所に来ましたよ。俺自分一人だけど、みんなに助けてもらってきてるから、友達は大事だねやっぱり。内装の時そう思ったね。

■ もし大きくなってもハンドメイドでやっていってほしいです。

M そうだね、ハンドメイドで2,3人でやっていくのって、よくない?

■ 今後の夢を現実的にお願いします。

M 普通に結婚したいよね(笑)。それでこの仕事を続けられればいいかな。

■ 結婚して……。何歳ぐらいまでに?

M 今すぐにでもしたいね(笑)。うそうそ、相手がいればね。

■ 募集中ということで?

M 募集中っていうか好きな子はいるけどね……(笑)。

■ はははは……(笑)。それもじゃあ……。

M 書いてもいいけど微妙じゃない?

■ いや、こんな感じがいいと思いますよ。

M 落ち着きたいね。俺、物を作ることだけを考えていたい。

■ 俺もそれはあります。俺もそうなんすよ!!安定してそれだけに集中したいっていうか。

M それでカミさんはちゃんと大事にしてっていうね。それは本当にしたいね、で子供欲しいね、現実的にね。やっぱりあとはもっとブランドを大きくしたいっていうぐらいじゃないかな。自分がやっている仕事を大きくしたいっていうのはあるよね。

■ ありますね。おもしろいことやってお金儲けしたいですよね。

M どうせ生きるならね、現実を見つめつつ、でも彼女は欲しいよ本当……(笑)。

■ はははは……(笑)。ちょっと重いもの背負った方ががんばれるみたいな感じですかね?

M うーん……そういう人と付き合いたいよねどうせだったら。

■ がんばんないとこいつら食わしていけないしみたいな……。

M それの方が俺多分大丈夫だと思う。

■ ケツたたかないと動かないみたいな?

M これ以上伸びないみたいな……(笑)。

■ はははは……(笑)。それはあるかもしれないですね。

M 一人よりは二人の方ががんばれるよね。

■ リアルにがんばらないとどうしようもないですからね。

M 告白している子はいるんだけどさ……(笑)。

■ ははは……(笑)。じゃあこれが出る頃には成功していてほしいですね。(笑)笑い話で俺こんな事言ってたんだよって。

M それはないだろうな……(笑)。今のところ、デートしてるだけだし。


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